3月9日、新目白通りにオープンしたのが
「味噌らーめん屋ちょりん」。

高田馬場駅からは徒歩10分、
都電荒川線の面影橋、学習院下からは徒歩3分くらいの距離感です。
市川店主は荻窪の「味噌っ子 ふっく」で店長を務められた方。「ふっく」は食べログでスコア3.86と評価が高く、複数回に渡りラーメン百名店に選ばれる超有名店。
そんな名店出身ですから期待値大ですね!
…ちなみに更に深堀りすると「味噌っ子 ふっく」の福重公太店主は野方の「味噌麺処花道庵」のご出身。さらに「味噌麺処花道庵」の垣原店主は、
なんと札幌味噌ラーメンの代表格にして重鎮「純連」の元社員さんです。
系図にすると以下の通り。
この「ちょりん」も元を辿ると「純連」に行きつくと考えるとエモいですね。
さっぽろ純連 東京店(現在閉店)
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味噌麺処花道庵(野方)
↓ ↓
味噌っ子 ふっく(荻窪)
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味噌らーめん屋ちょりん(高田馬場)
「味噌らーめん屋ちょりん」で注文したもの
・味玉ちゃーしゅー味噌らーめん ¥1450
・半らいす ¥100

味玉ちゃーしゅー味噌らーめん

いわゆる特製ラーメンの位置づけの
「味玉ちゃーしゅー味噌らーめん」を注文。

注文を受けると大きな中華鍋に1ロット4杯分くらいかな?ラードや味噌、モヤシを入れて炒めていきます。
市川店主が手首のスナップをきかせて大鍋をスイングするのですが、傍目から見てても重そう。
見てるこちら側が腱鞘炎になりそうだ(汗)
驚いたのは“もやし”で熱々なのに瑞々しい。
水風船が弾けるようなプチプチ感とシャキシャキ感があり信じられない位に美味しいです!

重厚な鶏豚の動物性エキスを土台にしつつも、煮込んだ野菜出汁がまろやかさを演出。
要となる味噌は信州味噌と西京味噌のブレンド。
濃厚かつマッタリとクリーミーな舌ざわり。
濃い味ゆえ半ライスで白米と合わせると相性抜群。
「味噌っ子ふっく」経験者の著者も納得のクオリティの高さです。

三河製麺の少しウェーブがかった中太麺。
ゴワゴワした力強い食感でやや粘度のあるスープとの絡みも良好です。

「ちゃーしゅー味噌らーめん」は肉厚なチャーシューが5枚付いてきます。

脂身がしっかり付いたジューシーなタイプで、脂の甘味とホロホロとした柔らかさが引き立つ。
味玉も卵黄がネットリ半熟で美味でしたよ。
あとがき
以上、今年大注目のルーキー「味噌らーめん屋 ちょりん」でした!
「味噌っ子 ふっく」出身らしく既に完成の域にある濃厚な味噌ラーメンのクオリティが抜群。
次回はちょっとハイカロリーですがバターをトッピングして楽しみたいですね。
…そういえばこの店の比較的近くの江戸川橋に
札幌味噌ラーメンの名店「すみれ」の暖簾分け店の「三ん寅」もありましたね。
「三ん寅」&「ちょりん」でこの界隈の味噌ラーメンのレベルが一気に上がった気がします。
両店の活躍から目が離せません。