
以前から噂は聞いてて気になっていた巣鴨地蔵通商店街そばの「洋食 小林」。

結論から先に言うと副菜のマカロニに至るまで全てが美味しい「隠れた名店」でした!
…何故こんな素晴らしい店が食べログでスコア3.49(2025年4月24日現在)程度で埋もれているのか?
気になって調べてみると、この「洋食 小林」の店主は何と松濤の「シェ松尾」の元総支配人なのだとか!
「シェ松尾」といえば皇族や故・安部元首相らも通ったグランメゾンの名店。この店の料理の一品一品がどれもハイレベルな理由が分かりますね。
「洋食 小林」で注文したもの
・スコッチエッグ定食 ¥1500
・ホタテフライ追加 ¥ 500
・生ビール ¥ 500
注文方法は口頭ないしQRコード⇒モバイルオーダー式。
どちらでも注文可能ですが、モバイルオーダーの方が優先して調理する旨、説明書きがありました。

スコッチエッグ定食

ご飯・味噌汁・柴漬け付き。


誘惑するような断面のスコッチエッグ。
なんとも色気のある半熟卵。
画像の通り分厚く剣立ちのよい「ザクザクッ」とした衣に、肉汁とゴロゴロと粗びきの挽肉。牛肉のうま味が爆発する。
咀嚼すると卵黄がねっとりと絡んで至福。
小さなスコッチエッグに「衣・挽肉・卵の三重奏」が詰まっている。
トマトジャムをつけるのも非常にユニーク。
ちょうどケチャップから酸味を抜いてフルーティな甘味を足した感じの味。意外なほどにスコッチエッグを引き立てる。

画面中央の左がコロッケ、右がホタテフライ。
ホタテフライは串カツのような串揚げになっており、中身は貝柱が数個入っている。
咀嚼するとホタテのプリプリした弾力感と、あの強い甘味が感じられる。
ピリッとした酸味感のあるタルタルソースがかかっておりこちらも大変に絶品。

…あと感動したのはコロッケ!
コクのある中濃ソースがかかっており、
前述のザクッとした力強い衣からの、内側は超クリーミーで滑らかな舌ざわりのジャガイモ。
日本人に最も身近な総菜のひとつコロッケ。私も生涯で数えきれない程のコロッケを食べてきたが、こんなに衣→じゃがいもへの食感の変化が大きいのは初めてかも。

茎わかめ入りの味噌汁、少しピリ辛の柴漬け、ねっとりとマヨが効いたマカロニ。
いずれの料理も大変美味しく大満足でした!
あとがき
以上、「洋食 小林」でした。
まさに「隠れた名店」という名にふさわしい、
何故、行列店でないのか個人的には不思議なほどの大変良い店でした。
昔ながらの壁掛けの振り子時計やクラシックなピアノが飾られてる雰囲気も素敵で、ワインも充実しているようなのでまた再訪したいですね。
お店の場所(Googleマップ)
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