東京に5年も住んでるのに
今更ながら築地の「きつねや」に初訪問してきました。

「きつねや」は戦後間もない1947年に創業し、当時から継ぎ足しで作られる「ホルモン煮」で知られる超有名店。


店前にはド迫力の大鍋。
このビジュアルも相まって
日本人客、インバウンドの外国人観光客双方から大人気。
中央卸売市場が築地にあった当時の開市時刻に合わせ、現在でも朝6時半~13時過ぎまで営業している事でも知られ、朝っぱらからホルモンをアテに飲むことができちゃいます(笑)
土曜日の7時前に到着すると既に15人近くの大行列。ですが回転率がよく10分ほど並ぶとあっさり食事にありつけました。
で注文したもの
・肉どうふ ¥800
・ホルモン丼 ¥900
・生玉子 ¥100
・ビール ¥670

肉どうふ

クタクタに煮込まれた肉どうふ!
甘じょっぱさと牛脂のコッテリさが
相混じるたまらない味付け。
牛肉はトロトロに柔らかく
煮汁をたっぷり吸った木綿豆腐も最高でした。
ホルモン丼と生卵

うわぁ!ビジュアルやっばーー
これは反則だろーー(笑)

甘じょっぱ系の「肉どうふ」に対して、
「ホルモン丼」は八丁味噌ベースの塩気と味噌味噌しいコクが前面に出てくる感じ。
個人的に意外だったのはホルモン本体で、
比較的ホルモンのシャキシャキ感を活かすやや浅めの煮方になってます。
こういう老舗のホルモン煮込みの店って
ホルモンがデロデロになるまで長時間煮込むところが多いイメージなので良い意味で個性的。
あとフワとか脂身系のホルモンが入っておらず油こさがないのも特徴です。
鮮度のよいホルモンならではのプリッとした食感がたまらないですね。

途中で生卵を割って味変。
元が八丁味噌の濃い味なので
一気にまろやかな味へと大きな変化を遂げる。
ちょっとお行儀が悪いですが、
さらに「肉どうふ」の余った煮汁を「ホルモン丼」にぶっかける。
絵面がよくないので写真撮影は控えましたが、
甘じょっぱい煮汁と八丁味噌が合体してギルティな味わいに。好きな人には試して欲しい。
あとがき
以上、「きつねや」でした!
歴史ある店で連綿と継ぎ足しされる
クツクツ煮立つ大鍋を見るだけでも訪問の価値あり。
築地観光にも朝飲みにも強くオススメできますので是非お試しを