食べログのラーメン百名店TOKYOを2017年~2023年の7年連続で受賞、
都内でも指折りの名店だった八王子の「ほっこり中華そば もつけ」。
ファンに惜しまれつつ昨年閉店したのですが、
なんと元店主の岡田氏が2025年2月20日、中野ブロードウェイそばに
「TOKYO RAMEN かいか」を突如としてオープン!
都内のラヲタの間で大きな話題になっています!

訪問は平日昼でしたが既に15人近い行列が出来ていました。
「TOKYO RAMEN かいか」で注文したもの
■ 特製中華そば …¥1600
■ トロ肉ごはん …¥ 400
※ 会計は券売機制でキャッシュレスオンリー

特製中華そば

ワーオ!なんと食欲そそるビジュアル!
「もつけ」時代を彷彿とさせる端正なルックスですね。

具の構成は
吊るし焼きチャーシュー、バラチャーシュー、ワンタン、煮卵、メンマ、青菜、ネギ

スープ表層の油脂感は標準的。
ファーストタッチはサッパリとした端麗な醤油のカエシ、
ワンテンポおいて煮干し系のうま味がブワーッと一気呵成に広がっていく。
著者の体感だと志村坂上「中華ソバ 伊吹」や千歳船橋「中華そば 西川」のような強烈なニボニボ感ではないが、
この「TOKYO RAMEN かいか」のスープは煮干しの苦味や酸味を程よく活かす方向に纏めており万人受けしやすく感じる。

自家製の麺は中太のストレート。
モチッとした歯ごたえのある生地質で時間が経ってもノビにくくハイクオリティ。

チャーシューはサイズ感大きめ。タレ感は控えめだが熟成されててうま味強し。

ワンタンは皮の表面積が大きくチュルンとした味わい。
餡に下味がしっかり付いておりガツンとした味わいが特徴的でした。
トロ肉ごはん

大きな肉の塊が3切れ。
長時間煮込んであるらしく口の中でホロホロと崩れる柔らかさ。
ほんのりピリ辛なタレに漬けてあり豚のうま味とのハーモニーが秀逸。
あとがき
以上、いま東京で一番アツい「TOKYO RAMEN かいか」を攻略!
さすが元「もつけ」の店主様らしく既にトップレベルの完成度。
ズバリ今年のラーメン百名店やTRYラーメン新店大賞などへの有力候補になりえるでしょう。
中野ふれあいロード界隈は
東京の魚介豚骨のパイオニア「青葉」、
牡蠣ラーメンの有名店「ただいま変身中」、
ミシュラン店から独立した「のど黒らぁ麺 永屋」、
2023年のWBCの際にダルビッシュ有投手が訪れた「箕輪家」、
…そしてこの「TOKYO RAMEN かいか」が加わり
一気にラーメン激戦区の様相を呈してきましたね。
このエリアの益々の発展にも目が離せません。